半沢直樹 ドラマの続編を なぜやらない

テレビドラマの続編はすべて整っているが..なぜ

半沢直樹の原作小説は4作を数え毎年のようにテレビドラマの続編がスタートするのではないかと言われてますが..
では、なぜテレビドラマの続編は始まらないのでしょうか。

続編があったドラマではこれまで演じる俳優が変わってしまう事は珍しくないのですが、主役級の役者が変わってしまえば続編は難しくなるでしょう。
半沢直樹でいえば堺雅人さんや難敵の香川照之さんなどまだまだ錚々たる顔ぶれが名を連ねていますからそれだけでも大変な事です。

特に主役を演じる役者さんにとっては、撮影が始まってからその役になりきってしまい、日常生活にも感情が入り込んでしまうなどという事を聞かされます。
過去にも余りに撮影期間中にその役になりきってしまった挙句、終わった途端に別の役が演じられなくなるような事は珍しくなかったようです。

主役の堺雅人さんのスケジュール調整の問題や、政策局側の問題など様々な理由が飛び交っていますが、それだけが真意なのでしょうか。




人気ドラマであっても続編は当たり前ではない

作家が描く小説の中の世界と同じ作品であっても、実際に映像を通して演じられる作品とは違った印象になる事はよくありますが、その中で半沢直樹は映像を通して作られたキャラクターの方に人気の高さが伺えます。
だから、テレビドラマの続編が期待されるわけですが、これまで名作ドラマと言われる人気ドラマは数多くありました。

しかし、人気があっても単発で終了したドラマの方が多く、続編はそうあるものではありませんでした。
テレビドラマとなると出演者は最低3か月のスケジュール調整が必要になりますから、人気のある役者さんになれば尚難しくなります。

また、それほど目立たなかった俳優さんや、新人の俳優さんなどはドラマの人気とともにリスペクトされる事で、以降の仕事が激増したという話は珍しくありません。
最近では、続編がなくても単発の強みである映画に直結してしまう傾向がありますよね。

半沢直樹 続編はやはり堺さん次第..?

結論から言えば答えは一つではないようですが、その理由の中には堺さん自身が半沢直樹という役柄のインパクトが強くなってしまう事への抵抗が大きいのではないかと言われています。
また、ある出演番組で堺さんが「数字」を覚えるのが苦手..というようなことも言っていました。

堺さんが銀行のCMに出演するだけで、何か注目をされてしまったりというのがそれだけでプレッシャーに感じてしまうというのも特別な事ではないのですね。
半沢直樹はまだ話題になっているわけですから、続編が放送されるとなれば当然ドラマ以上に周囲が過熱する事でしょう。

そうなれば役者さんも相当プレッシャーを感じるでしょうし、何より堺雅人さんがそれを一番冷静に考えているのかも知れません。
人気のバロメーターが視聴率と直結すると考えられてしまうこの時代、半沢直樹の続編であるからこそ主役を演じる堺さんにとっては言葉に表せない何かを抱えてしまうのでしょうか。

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