トイレはお金がかかるという感覚は捨てましょう
海外旅行先で悩むトイレの存在
海外旅行をする日本人が悩む疑問の一つにどこに行ってもトイレの数が少ないという声が多く聞かれます。
団体で移動するツアーなどでは決まった場所で食事などをするときにトイレを使いますが、そこは確かに100人以上収容できそうなレストランでありながらトイレの数はたいてい男女一つずつ。しかも、2階建のフロアの場合は各フロアに一つずつであったりというのがせいぜいです。
ヨーロッパなどではそれが当たり前で、それでいて建物自体が200年500年前の物を使っているのがざらですから一昔前の水洗トイレが何とか機能しているような状態です。
その状況を見て旅行先のトイレの存在は数などで客などからクレームが上がらないのかとよく疑問に思っていましたが、それは今でも感じる事の一つです。
快適なトイレに無料はありません
日本人が戸惑う現地のトイレ事情の中で、トイレの数が少ないという他に洗浄装置がない・お金がかかるなどと言う声も良く聞かれます。
まず、現在でも4つ星以上5つ星に至ってもトイレに洗浄措置が付いているホテルを探す方が難しいほど海外ではほとんど普及されていません。
ただすべての国の状況を把握したわけではありませんから国によってはあるのかもしれませんね。
でも大半の国ではまだ、せいぜい清潔な便座に座れて使用できるというのが、快適に使用できるトイレになるであろう状況ですから覚えておきましょう。
そしてお金がかかる、つまり有料という事ですが有名な観光地では建物の外観は変えずに内装のテナント部分とトイレをリフォームして使いやすくしている場所も出てきています。
大抵きれいな快適なトイレはそれを管理していくための維持費として有料設定しています。
今でも古い町並みの建物などでは昔ながらにお掃除する係りがいてチップ皿を置いて有料または任意的にトイレチップとして回収しているところもあります。
バス移動などで高速道路のサービスエリアのトイレは無料にしている国が多く、その数も街中に比べて多くまた、比較的快適だったりします。
お金がかかるという感覚は捨てましょう
日本人が海外のトイレ事情を不便に思う一番の原因は日本のトイレ事情にあります。
日本を訪れる外国人の多くが日本のトイレ事情に感動するくらいなのですが、それもそのはずですよね。
まず、道を歩いていても公園に行けばトイレがありますし、大型店やビルの共有エリアのいたるところにあって、しかも場所によっては公衆トイレにも洗浄機があったり、そして何よりお金がかからない..とすべてに至れり尽くせりなのですから。
海外を訪れた際にはトイレの場所自体も少ないですから、どこにあるかという事は、事前に幾つか知っておくべきです。
そこで、無料トイレは探せばあるとしてそこが有料だからという価値観でトイレにお金がかかると考えるのはやめるようにして、これも郷に入った中での出来事と割り切ってしまう事が肝心です。
たかが○○円の話と考えてそれは元々なかったものとして割り切って考えます。
そして毎日使う少額のコインの数枚はトイレ用に財布とは切り離してポケットなどに直に入れるなどして前もって対策しておきましょう。
補足ですが、最初から財布と切り離してしまうと有料・無料は考えなくなりますよ。
✈✈海外旅行に持っていきたい基礎知識✈✈
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