犯罪手口から身を守るためにこころがけること

犯罪の手口を知っておきましょう

人気のある観光地であれば気を付けなければならないのは、訪れる観光客をねらった犯罪は後を絶ちません。
海外旅行を経験した人はどんなことに注意をしているでしょうか。

手口が巧妙化した今では以前のように身の回りの対策だけでは対応できない詐欺の手口が増えてきている事からそのいくつかを紹介していきます。
詐欺手口というと騙されるという事になりますが、気づかれる前に相手を信用させながら巧妙な手口で相手に行わせておいて犯行を終わらせるという事です。

その結果、自分からやった事なので人に詐欺であったことを教えてもらうまで気づかなかったという事が起きてしまうのです。




ヨーロッパなどで横行する手口

〇人通りのない場所を歩くと声をかけてくるものが現れ、そのやり取りを見てPolice!と声をかけながら私服の警官と称す者がやってきます。
手帳ではなく色のついたパウチされた資格証のようなものを見せて信用させる。(ニセ警官)

〇バインダーのようなものを持った学生風の数人がチャリティの活動と称して署名を集めておいくらでもいいから寄付金をお願いしますと言って署名した後にお金を求めてくる。

〇地下鉄や決まった賑わっている場所で数人で待ち伏せてはそれぞれに分担しながら狙ったものから財布を抜き取る。
取ったら別の人間に渡しまた別の人間に渡していきます。

中学生から高校生くらいの数人による手口で、不自然に後ろから押された時などは盗られたものがないか確認すようにしましょう。
これらを見ていると一目に分かる手荒な手口というよりは、人目に気が付かれないように行う傾向が高いというのが分かります。

知っていれば防ぐことが出来ます

まだまだ手口はあるのかもしれませんが、海外渡航先で自身というよりは第三者であったり被害にあう情報から収集して話しておりますが、では一体どうすれば良いのかという事ですよね。
一つ一つの手口に対し明確な防ぎ方というのを話しても防ぐのは難しいのかもしれません。

その時のシチュエーションなども全く一緒ではありませんから明確なアドバイスを話すより、これらの犯行手口があるという事、それを知っておくことが重要なのです。
何も知らないのと、話だけでも聞いた事があるでは全然変わってきますから、それに対して防ぐ体制だけはできます。

防ぎ方は人それぞれにあります

以前は目に見える窃盗や犯罪が実際に起きていた時代と比べ、凶悪犯罪というのは影を潜めています。
町中では制服を着た本物の警官やテロ対策で民兵などが町の治安を守っている姿が安心できますから、その中をかい潜って行われているわけです。

出会ってしまったら走って逃げるというのも防ぎ方になるわけですから、出会ったらこうするという事も考えてみるのも必要かもしれません。
ただ、最近の手口において声をかけるという以外に手を掴んできたり手荒な行為はしてきませんから、目を合わせずに、走って逃げるというのは効果的かもしれませんね。

身を守るために心がけること

今回挙げた手口以外にも滞在先ではスリや置き引きなどにも注意を払いましょう。
どんなシチュエーションであってもぶれない盗難対策というのは自分自身で習慣化させる事が自分の身を守るために必要な心がけになります。

後は、貴重品などの持ち方を習慣化させることで必ず防ぐことが出来ます。

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